大切な日に(京版)
 朝から暑くて、あかねは庭に出ていた。

 庭に造られた池の側ならなんとなく風も涼しく感じるからだ。

 前の年も京の夏は暑かったけれど、あの頃は怨霊と戦うことに必死で暑いなんて言っていられなかった。

 だから、とりあえず毎日平和で幸せな今年の夏の方がとびきり暑く感じる。

 あかねは池のほとりに座って溜め息をついた。

「神子殿?」

「あ、頼久さん、朝の鍛錬終わったんですか?」

「はい。こんなところでどうかなさったのですか?」

「えっと、ちょっと涼しいかな?と思って。」

 そう言ってあかねは苦笑しながら立ち上がった。

 さすがに新婚の旦那様の前で地べたに座っているのはどうかと思ったからだ。

「ずいぶんと暑くなって参りましたから。」

 そう言いながら頼久はあかねを抱き上げた。

「よ、頼久さん!自分で歩けます!」

「動くとなお暑くなりましょう?」

「そ、それとこれとは…。」

 そこまで言って口ごもって、あかねはそれ以上何も言えないまま顔を赤くする。

 屋敷にいる時はできるだけ妻の側にいたい頼久はよくこうしてあかねを抱き上げて歩くのだ。

 婚儀の前は手をつなぐのにさえあかねが苦労していたのに、今となっては毎日のようにこうして抱き上げられてしまうので、あかねももう抵抗するのをやめた。

 元から別に嫌なわけでもないのだ。

 それでも屋敷の中には女房なんかもいるわけで、誰かに見られるのが恥ずかしいだけだった。

「池の側は確かに多少は涼しいかもしれませんが、そのうち座る場所をしつらえますのでそれまではお控え頂けますか?」

「あ、はい。わかってるんですけどね、お行儀悪いっていうのは。」

「お行儀悪いというよりは…やはり地面に座るのはお体に触ることもあろうかと…。」

「そう、かなぁ。」

 頼久に縁に下ろされながらあかねは小首をかしげた。

 地面に座るのってそんなに体に悪いことだっただろうか?

「御簾の内にいらっしゃるのであれば薄物一枚になさっても……。」

「ダメです!絶対ダメ!薄物一枚とか絶対ありあえません!」

「はぁ…。」

 あかねは真っ赤な顔で抗議した。

 この薄物と呼ばれる着物は、あかねがあまりに暑がるのでと頼久と藤姫が用意してくれたのだが、これがとんでもない代物だったのだ。

 涼しくなるならとあかねが喜んで着てみれば、下着というものがそもそも存在しないこの世界でなんと地肌が完全に透けて見えてしまうほどの薄い着物で…

 あかねはそれに気付いた瞬間、顔色を変えて一瞬凍りついてしまった。

「あんなの着物じゃないですってば…。」

「そうでしょうか…。」

 この世界の常識で生きている頼久があかねの反応に戸惑うのは当然のことなのだが、あかねにしてみればあんなスケスケの着物に頼久が動揺しないことの方が不思議だった。

 体つきがなんとなくどころの話ではなくて、本当に何もかもみんな透けて見えるほど薄いのだ。

 それは薄いから涼しいのだろうけれど、この京の女性はどうしてそんなものを着て平気でいられるのか、あかねには全く理解できなかった。

「頼久さんは平気なんですか?私があんな裸がスケスケの着物を着てても。」

「はぁ…御簾の内にいらっしゃるのであれば…。」

「御簾の内側にいたら外から見えないからってそんなこと言ってるんでしょうけど、友雅さんなんかたまにふらっと遊びに来て勝手に入ってきちゃうんですからね?」

「……。」

 急に頼久の眉間にシワがよった。

 そう、他の八葉はともかく友雅は先触れもなくふらりとやってきて、勝手に御簾の内側に入ってくるような人物なのだ。

 いくら藤姫にそれを指摘されてお説教されようとも改めようとしていない。

 しかも、京の女性ならば憧れない者はいないほどの伊達男。

 そんな友雅が薄物一枚の姿でいるあかねの局にフラフラと入り込むというのはさすがの頼久も気持ちのいいものではなかったようだ。

 どうやらわかってくれたかとあかねはほっと安堵したのだが、しばらくたっても頼久の表情がやわらぐことはなくて、眉間のシワはだんだんと深くなっていく。

「よ、頼久さん?」

「……。」

 どうやら完全に薄物一枚のあかねの局に友雅が入り込んだところをしっかり想像してしまったらしい頼久にはなかなかあかねの声が届かない。

 ここでさすがにあかねは焦って頼久の目を覗き込んだ。

「頼久さ〜ん?」

「…薄物をお召しになる時は、この頼久がお側にいる時にして頂けますか?」

「………だから、薄物は着ませんから…。」

 一人考え込んで出た結論がそれかとあかねは深い溜め息をついた。

 だから着ないという選択を認めてほしいのに。

「いえ、ですが、神子殿が暑さで体調を崩されたりなさるのは……。」

「大丈夫ですよ。暑いとは思いますけど食欲がなくなったりしてるわけじゃないし、私、暑いの苦手じゃないし。」

「何かもっと涼んで頂ける方法があればいいのですが…。」

 ここでまた頼久は真剣に考え込んでしまった。

 いつだって自分のことを第一に考えてくれるのは嬉しいのだが、それでも過保護気味の夫にあかねは苦笑する。

 怨霊と戦って勝利したなんとも頑丈な自分だというのに、この夫ときたらこうして毎日何かを心配しているのだ。

「大丈夫ですってば。それより、頼久さん、今日は武士団のお仕事ないんですか?」

「はい。本日は他に少々予定を入れておりまして…。」

「あ、そうなんだ……。」

 答えるあかねの声が急に低くなった。

 武士団の若棟梁として普段から忙しくしている頼久だから、こうしてゆっくりできる時間はそんなにはとれなくて。

 今日は珍しく朝の鍛錬を終えてゆっくりしているようだから休みなのかと思ったのに、何か予定が入っているならはやり一緒にはいられない。

 頼久ができるだけ一緒にいられる時は側にいてくれているとわかってはいても、やはり離れなくてはならないとなるとあかねとしては寂しかった。

 しかも今日は、あかねにとっては特別な日だったから。

「神子殿には何か予定がおありでしたか?」

「そうじゃないんですけど……ちょっと寂しいかなって……あ、でも大丈夫ですから!」

 ここでまた果てしなく心配させてはいけないとあかねが無理に笑って見せると、頼久はふっと微笑んで新妻の肩を抱き寄せた。

「予定はあるのですが、出かけるわけではありませんので。」

「はい?」

 出かけない用事とはなんだろう?とあかねが小首を傾げて端整な夫の顔を見上げると、そこには幸せそうに微笑む綺麗な紫紺の瞳があって、あかねは急に顔を真っ赤にしてうつむいた。

 もう見慣れているはずの夫の顔なのに、こうしてまじまじと至近距離で見ると今でもあかねの胸はドキドキしてしまうのだ。

 いつもだとここで膝の上なんかに乗せられてしまって、そのままぎゅーっと抱きしめられたりするんだろうなぁとあかねが一人で想像して赤くなっていると、頼久の手は意外なことにあかねの肩を離してしまった。

 これまた少しばかり寂しくなって隣に座る夫を見上げると、その目は庭の隅へと向けられていて…

「鷹通さん?」

「少々早かったでしょうか。」

 あかねが頼久の視線をたどると、そこには鷹通が立っていた。

「いえ、御足労頂き、有難うございます。」

 隣の夫が丁寧に挨拶するのをあかねはただただぽかんと見つめるばかりだ。

「おや、鷹通に先を越されたようだね。」

 と、やってきたのは友雅だ。

「私も今来たばかりです。友雅殿も今日はお早いのですね。」

「それはまぁ、今日は特別な日だしね。」

 そう言った友雅と鷹通は二人そろってあかねを見つめて微笑んだ。

 何がなんだかわからずにあかねがきょとんとした顔で二人を見上げる。

 その姿が愛らしくて、友雅と鷹通は顔を見合わせて苦笑した。

 今でもこんなに愛くるしく魅力的な神子殿だが、こう見えて人妻なのを思い出したからだ。

「うわぁ、お前ら張り切りすぎ。」

 今度はイノリが姿を現した。

 少し背が伸びて大人びた印象になったイノリは、それでも以前と変わらず遠慮なく庭から入って階へと腰を下ろした。

「どうしたの?イノリ君まで。」

 ただただ驚くあかねに、イノリはニヤリと笑って見せただけで答えない。

 あかねが何事かと隣の夫を見上げれば、こちらも何やら楽しそうに微笑んでいるだけで答えてくれる様子はなかった。

「なんなんですか?みんなで…。」

「わたくしが最後かと思いましたが、泰明殿はまだなのでしょうか?」

 綺麗な声でそう言いながら現れたのはもちろん永泉。

 手には何やら小さな包みを持っている。

「へ?泰明さんも来るんですか?」

「はい、神子、御無沙汰しております。」

 他の一同とは違い、そう挨拶をしてきちんと一礼する永泉に、あかねも慌てて礼を返す。

「いえいえ、こちらこそ。」

 二人がぺこりと頭を下げ合う姿も久々で、八葉の面々はそれぞれその顔に微笑を浮かべて二人を見守った。

 こうして皆が集まるのは数ヶ月ぶりのことだ。

「みんな忙しいんじゃないんですか?こんなところに集まってる場合じゃないんじゃ…。」

 八葉の面々はそれぞれの立場で色々と忙しくなっていた。

 友雅や永泉、鷹通は帝に信頼されて何かと相談を受けることが多くなっていたし、友雅と鷹通には昇進の話もあったはずだ。

 イノリはというと師匠に努力を認められて最近ではぼちぼち刀を打つことを許されている。

 左大臣に頼りにされている頼久も毎日忙しくしているが、他の面々もそれぞれにとても忙しくなっているはずなのだ。

 それなのに、今日はいったい何事か。

「あ、頼久さんの今日の予定ってみんなと関係があるんですか?」

「頼久はまだ話をしていないのか?今日は神子にとって特別な日なのであろう?」

 いつものようにぶっきらぼうにそう言いながら現れたのは泰明だ。

「あ、泰明さん、いらっしゃい。」

 笑顔で泰明を迎えて、それからあかねは小首を傾げて、一瞬後にはっと大きく目を見開くと隣の夫の顔を見つめた。

「神子殿、お誕生日、おめでとうございます。」

「どうして…。」

 何故頼久が自分の誕生日を知っていて、しかも誕生日を祝う風習のないこの京の人だというのに自分の誕生日を祝ってくれているのか、あかねには何もかもがわからない。

 ただただ驚いているあかねに頼久は少しばかり恥ずかしそうな苦笑を見せた。

「誕生日が神子殿の世界では重要なのだと天真から聞いておりましたので、何かお祝いをと思ったのですが…贈り物を何にするか良い物が思いつきませんでしたので…。」

「我々が頼久からの贈り物、というわけだよ、姫君。」

「はい?」

 生来の口下手から話の後を引き継いだ友雅にウィンクされて、あかねは今度はぽかんと友雅を見上げることになった。

「最近、皆忙しくしていましたから、なかなか神子殿にお会いすることもできませんでしたし、こうして仲間が集うこともありませんでしたので、神子殿が寂しくお思いではと頼久がこのように神子殿の誕生日を皆で祝うことを企画したのですよ。」

「頼久にしちゃ上出来じゃねえ?」

「一年に一度、神子の生誕の日を祝うために皆が集まれば、一年に一度は必ず皆の顔を見ることもできますし、わたくしもそれはとても嬉しいことと思いましたので参上致しました。」

 鷹通、イノリ、永泉に立て続けにそう言われてあかねは両手で口元を押さえると、再び頼久の顔を見上げた。

 頼久はどこかくすぐったいような、それでいてやはり幸せそうな笑みを浮かべて静かにあかねを見つめ返す。

「久々に皆が集うと聞いた。邪魔が入らぬように結界を一つ増やすために遅くなった。神子、安心して皆と過ごすといい。」

 どうやらあかねのことを思いやっているらしい泰明の言葉に、だが一同は苦笑した。

 いったい、今日一日の宴に邪魔が入らないようにとはどんな邪魔を想定してどんな結界を張られたのか、一同はもう憶測することさえやめた。

 想像すればするほど恐ろしい…

「みんな……わざわざ集まってくれたんですね…有難うございます…。」

 あかねは両手で口元を押さえたままぺこりと頭を下げた。

 そんなあかねの姿に八葉の面々が一様に笑みを浮かべた。

「神子殿、礼ならば頼久に。頼久が我々一人一人の元を回って実現した宴ですので。」

 鷹通にそう促されて礼を言おうとして、あかねは頼久を見上げるととたんに涙がこみ上げてきて何も言えなくなってしまった。

 誕生日を気にしてくれていたこと、何よりもうれしいプレゼントを苦心して考えて用意してくれたことが嬉しくて。

「み、神子殿?!」

 あかねが泣き出して慌てたのは頼久だ。

 喜ばせたくて企画したことなのにあかねが泣き出したので何かいけなかったのかと慌てたのだが、頼久を除く一同はすぐにあかねの涙の理由に気付いて微笑を浮かべた。

「…泣いたりして…ごめんなさい……でも、凄く嬉しくて……有難うございます、私…とっても幸せです。」

 やっとそれだけ言って夫を見上げるあかねの瞳からは涙が流れて落ちたが、その顔には笑みが浮かんでいた。

 どうやらあかねに喜んでもらえているらしいとわかって頼久がほっと安堵の溜め息をつく。

「さて、では、私は神子殿に琵琶でもお聞かせしようかな。」

 友雅がそう言って琵琶の準備を女房に言いつけたのを合図に、八葉の面々はそれぞれあかねの側へと歩み寄り、各々が準備してきた贈り物を進呈し始めた。

「神子、お誕生日おめでとうございます。」

 最初にそう言いながら手にしていた小さな包みをあかねに差し出したのは永泉だ。

 不思議そうに小首を傾げながら受け取ったあかねは、その包みから香る心地良い薫りでそれが匂い袋であることがわかった。

「有難うございます!とってもいい薫り。」

「あかね、オレからはこれだ。」

 次にイノリが差し出したのは小刀だった。

 受け取ったあかねがそれを鞘から抜いてみると、刃が陽の光を反射して綺麗に輝いた。

「うわぁ、凄い、これ、イノリ君が?」

「おう、やっとそれくらいはまともにうてるようになったんだ。」

「有難う、大事にするね。」

 あかねに微笑まれてイノリは満足そうに胸を張った。

「私からはこれです。お受け取り下さい。」

 今度は鷹通が何やら書を贈ってくれた。

 あかねが開いてみるとそれは薬草についてわかりやすく説明されているもので、文字からしてどうやら鷹通が自ら写してくれたものらしい。

 あかねは渡された書をぎゅっと抱きしめると、鷹通ににっこり微笑んで見せた。

「有難うございます。たくさん勉強しますね。」

 愛らしいあかねに鷹通が見惚れているうちに、頼久、友雅、イノリ、永泉の目は泰明へと向いた。

 友雅はどうやら琵琶の演奏を贈るつもりでいるようだし、そうなると残るは泰明だけになるからだ。

 この希代の陰陽師の弟子が何をあかねに贈るのかと四人の視線が泰明に集中したのだ。

「なんだ?」

 自分に集中する視線に気付いて泰明がかすかに不機嫌そうに顔をしかめる。

「いや、泰明殿が神子殿にどのような贈り物を用意したのかと気になっているだけですよ。」

 女房から琵琶を受け取って鷹揚な感じに縁に座った友雅にそういわれて、泰明は懐から札を取り出すとそれを放り投げ、口の中で何かつぶやいた。

 すると、札は一同からは見えなくなるほど上空へ舞い上がり、次の瞬間、パンッと音がして綺麗な花火が青空に広がった。

「うわぁ、花火!」

 イノリ、鷹通、永泉にもらったプレゼントを抱えたまま、あかねは空を見上げて微笑んだ。

「天真が夏はこのようなものを見るのだと言っていた。これで間違いないか?」

「間違いないっていうか、そうなんですけど…でも、これって夜見るものなんです。夜の方がずっと綺麗に見えるんですよ。」

「ふむ、では残りは夜に見せるとしよう。」

 泰明がそう言って縁に座ると、友雅が琵琶をかき鳴らした。

 それを合図にしたかのように永泉も懐から笛を取り出して、誰が始めるでもなく宴は始まった。

 御簾が上げられて、頼久の命で整えられた酒や膳が所狭しと並べられる。

 京を救った龍神の神子と、その神子を今でも慕ってやまない八葉の面々はこうしてゆったりと久々にあかねの周りに集って穏やかな時を過ごした。

 友雅の琵琶や永泉の笛が常に鳴り響く中、あかね達は夜通し宴を楽しんだ。

 暗くなってから泰明が術で見せてくれた花火はとても好評で、一同は酒を飲みながら結局朝まで騒いでいた。

 陽射しが辺りを照らし始める頃になってやっと友雅が引き上げると言い出し、そうすると他の面々も続々と後ろ髪引かれながらも帰宅していった。

 最後まで残っていたイノリを送り出して、あかねと頼久は同時にほっと溜め息をつく。

 そして二人で顔を見合わせて微笑んだ。

「頼久さん、有難うございました。すっごく楽しかったです。」

 そう言ってちょこんと自分の膝の上に乗る妻を頼久は抱きしめる。

 こうしてあかねが自分に甘えるようになってくれたことが頼久にはとても嬉しい。

「みんな凄く久しぶりで、嬉しかったです。」

「喜んで頂けたのなら何よりです。」

 そう言って両腕の中にあかねを閉じ込めて、さて、やっと二人きりになれたのだからとあかねの顔をのぞきこんで、頼久はふっと苦笑した。

 ついさきほどまで嬉しそうにはしゃいでいたあかねは、頼久の胸にもたれかかってすやすやと気持ちよさそうな寝息をたてていたのだ。

 一晩中、気心の知れた仲間と騒いでいたのだから疲れているのは当然だ。

 そうは思っても、せっかく二人きりになれたのに眠ってしまったあかねが少しばかり恨めしくて、頼久は苦笑しながらもその額に口づけて愛しい妻を抱き上げた。

 あっという間に熟睡してしまっているらしいあかねは抱き上げられても全く起きる気配がない。

 そんなあかねを大事そうに抱えて、頼久は奥の寝所へと運ぶのだった。





 この日、友雅と鷹通は帰宅してから深い溜め息をつくことになった。

 泰明が張った結界はどうやら本当にどんな緊急の用がある使いのものも寄せ付けなくしていたようで、緊急の仕事の連絡をとろうとした使いが二人のもとへたどり着けなかったのだ。

 おかげで二人の仕事は倍増したのだが、それでも二人とも泰明を恨んだりはしなかった。

 仕事に邪魔されることなく、久々に中間達と過ごせたことを泰明に感謝さえした。

 それほど己にとってあかねという龍神の神子と八葉が大切なものなのだということをあかねが生まれたという日に改めて実感した二人だった。








管理人のひとりごと

突発思いつき企画、神子のお誕生日を祝いましょうです(爆)
気付けば自分の誕生日だったんで、あぁ、友雅さんの誕生日やったしなぁと思ってあかねちゃんの誕生日の話を書いてみました。
仲間をとても大切にするあかねちゃんなので頼久さんからのプレゼントは八葉のみんなになったようです(笑)
二人きりになって張り切った頼久さんが思いっきり牽制されちゃってますが、そこはご愛嬌です(マテ
二人は春に結婚して、新婚三ヶ月くらいの状況になります。
新婚甘々な感じもお楽しみ頂ければ(笑)





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